そばの魅力を、手軽に楽しむ未来へ
「蕎麦を打つ、食べるよろこびを循環させる」
これは、sobasayの信念です。
東京・小伝馬町にある自家製の機械打ち十割蕎麦のお店は、まさにその理念を体現しています。
オーナーの梅澤豪さんは、ただの蕎麦屋のオーナーではなく、蕎麦を通じて自然環境にも貢献したいという大きなビジョンを持っています。
今日は、その梅澤さんへのインタビューをお届けします。
梅澤さんは、蕎麦作りのために特別な環境を整えています。
集中部屋を設け、そこで蕎麦を打つ作業に没頭します。
しかし、あまりに集中しすぎないように音楽を流したりラジオを聞いたりすることで、リラックスした空気を保っています。
その中で生まれる蕎麦には、彼の心と技が注ぎ込まれています。
蕎麦への情熱
そばへの情熱は、梅澤さんが小学生の頃から続いています。
「小さい頃から好きで、食べすぎてお腹痛くなって救急車で運ばれたこともあるんですよ」と、笑いながら振り返ります。
東京で育った梅澤さんにとって、蕎麦は当たり前の存在であり、毎日のように食べていたそうです。
「蕎麦の香りや味わいをストレートに楽しんでもらいたくて、十割蕎麦を提供しています。」
十割蕎麦と言うと、ボソボソしているイメージがあるかもしれませんが、sobasayの蕎麦は細くてツルッと食べられる、驚くほど滑らかな喉越しを楽しめます。
山に蕎麦畑を作るという未来のビジョン
梅澤さんは、蕎麦屋としてだけでなく、環境保護への貢献も視野に入れています。
梅澤さんが語る未来のビジョンのひとつに、「山に蕎麦畑を作る」という計画があります。
「山が良くなれば、日本の環境も良くなると思っていて、広葉樹林や耕作放棄地を元の自然に戻したいと思っています。」
蕎麦は、雑草よりも早く育ち、農薬や化学肥料をあまり使わずに育てられるという特性があります。
梅澤さんは、その特性を活かして、荒れた土地でも蕎麦を育て、環境改善に貢献したいと考えています。
乾麺への想い
「蕎麦屋ではどうしても使える蕎麦の量が限られてしまう。でも、乾麺ならもっと多くの人に、どんなタイミングでも楽しんでもらえる」と、乾麺の可能性について語ります。
梅澤さんが今回の商品で特に味わって欲しいのが「蕎麦湯」です。
「蕎麦湯には、蕎麦の栄養が溶け込んでいるんですよ。これを飲んでもらいたくて、乾麺にこだわりました」
最後に
「何よりも、美味しいから食べてほしいんです」
その言葉には、蕎麦を作り、食べてもらうことへの純粋な情熱が詰まっています。
彼が手掛けるsobasayの蕎麦は、ただの食事ではなく、自然環境と人々をつなぐ一つの「循環」の始まりです。
梅澤さんの思いが込められた乾麺十割蕎麦は、家庭でも誰でも簡単に楽しめ、蕎麦の香りと栄養を余すことなく感じられる逸品です。
この蕎麦を食べることで、あなたも自然環境への一歩を踏み出すことができるかもしれません。
美味しい蕎麦を味わいながら、未来の蕎麦畑と自然の循環を感じてみてください。
